起業までのザクロログ

ザクロ、38歳。 仕事・挑戦・ゲーム・家族、そして起業までの途中を記録中。 成功も失敗も寄り道も、全部そのまま残していきます。 でっかく構えて、俺の日常。

お題「出会ったすごい人」

 

お題「出会ったすごい人」

「今まで出会った中で、凄い人は誰ですか?」

そう聞かれると、昔の自分なら仕事で成功している人とか、頭のいい人とか、何か特別な能力を持っている人を思い浮かべていたと思う。

でも38歳になった今、一人挙げるなら父親かもしれない。

父は高卒で一つの会社に入り、長い間働き続けた。

30年近くほとんど休まず仕事を続け、主任になり、家族を養った。

文字にすると、それだけの話だ。

派手な起業をしたわけでもない。 有名になったわけでもない。

でも、自分が社会に出て色々な仕事を経験してみると、この「同じ場所で何十年も働き続ける」ということが、とんでもなく難しいことだと分かってきた。

自分にはできない強さ

自分はどちらかというと、同じことをずっと繰り返すのが得意ではない。

新しいことを考えたり、仕組みを作ったり、試してみたりする方が好きだ。

だから父とは、かなりタイプが違うと思う。

昔なら、その違いを単純に価値観の違いとして見ていた。

でも今は違う。

自分にできないことを何十年も続けた人は、普通に凄い。

毎朝起きて仕事へ行く。

嫌なことがあっても行く。

疲れていても行く。

家族がいれば、自分の気分だけで「今日はやめた」とはいかない。

それを何十年も積み重ねる。

一日だけなら誰でもできる。

一ヶ月でもできる人は多い。

でも、それを何十年続けるとなると話はまったく違う。

「凄い人」の基準が変わった

若い頃の自分にとって、凄い人とは「特別なことができる人」だった。

今は少し違う。

特別な才能がある人も凄い。

大きな結果を出した人も凄い。

でも、

当たり前に見えることを、当たり前ではない年月続けられる人も凄い。

これは、自分が歳を重ねなければ分からなかったと思う。

父と同じ生き方をしたいかと言われれば、多分しない。

自分には自分の生き方がある。

それでも、自分とは違う生き方だからこそ、その凄さがよく分かるようになった。

出会った凄い人

考えてみれば、父親とは「出会った」という感覚すらない。

生まれたときからそこにいた人だからだ。

だから、その凄さにも気づきにくかった。

遠くにいる成功者には憧れるのに、ずっと近くにいる人がやってきたことは当たり前に見えてしまう。

でも大人になって、自分で働いて、生きていく大変さを知った。

その結果、ようやく分かった。

自分がこれまで出会った凄い人の一人は、

ずっと身近にいた父親だったのかもしれない。